近年、建築物の天井等に耐火・防音・断熱材として広く用いられているアスベスト(石綿)の有害性が、大きな社会問題となっております。アスベストは、取り扱っている者だけではなく、周囲の人たちにも重大な健康被害を与えるといわれております。また、処理作業中には第三者への2次的公害の防止にも留意しなければなりません。
当社のアスベスト対策工事の歴史は、日本で最初に騒がれ出した昭和60年代に「安全・安心・快適な住空間の提供」を目指し、アスベスト対策分野に着手しました。
当社は長年の実績を生かし、安全・安心なアスベスト対策作業を行っております。調査・診断も含めご相談ください。
工事を行うにあたり、全体の工事計画を作成します。また、工事に必要な届け出を行います。
工事に必要な資材・機材を手配し、工事場所へ搬入します。
施工前の石綿粉塵濃度を測定します。
必要に応じ足場を仮設します。
作業区画から粉塵が飛散しないように養生を行います。
負圧除塵装置・セキュリティーゾーン・シャワールーム等を設置します。
アスベストの飛散を抑制するために、飛散防止剤を低圧のスプレーにより、除去面全面に吹き付けて十分に湿潤させます。
吹付アスベストを、スクレーパー・ケレン棒で隅々まで掻き落し、最後にブラッシングを行い残留したアスベストを落とします。
施工中の石綿粉塵濃度を測定します。
真空掃除機で清掃し、除去したアスベストを専用廃棄袋に入れてあらかじめ定めておいた保管場所に集積します。
取り残しのないことを確認した後、専用表面固化剤を吹き付け、目に見えない微小残留アスベストを浸透固着させます。
養生を撤去します。撤去した養生も、専用廃棄袋に入れ、アスベスト廃棄物として処分します。
作業区画内全体を再度清掃します。
施工後の石綿粉塵濃度を測定します。